BLOG

保育園のパンフレット作成

自分の組織のパンフレットを見たことはありますか?保育園や幼稚園に限らずどんな会社や団体にも1つはあるパンフレット。ありふれた物ですがその効果についてあまり意識したことは無いのではないでしょうか。今回はパンフレットの効果とパンフレット作成について書いていきます。

パンフレット作成の目的

パンフレットを作るのは興味を持った人に配るためです。(終了)

配る人にとってはこれだけの事なのですが、配られた人にとっては少し違います。こういった印刷媒体を欲しがる人は比較検討の時に手元にある資料として利用することが多く、かなり重要なものとなります。また組織の印象として記憶されてしまうので、物によって良い方向にも悪い方向にも捉えられる可能性があります。他より一歩先んじるためにも戦略として自身の保育園幼稚園にマッチしたパンフレットを作成することは決して無駄ではありません。

パンフレットの役割

近年、ホームページやSNSなどのWEB上の媒体が急激に広がりを見せており、これまで一般的であったパンフレット等の紙媒体と比較されることが増えてきました。

しかし、実際にはWEB媒体のみで良いというわけではく、紙媒体は組み合わせることで相乗効果を発揮するツールです。WEB媒体、紙媒体両者の違いを理解し、双方を効果的に活用していきましょう。

紙媒体である会社案内パンフレットのメリットとしては下記が挙げられます。

  • ユーザーが求める情報をコンパクトにまとめている
  • 表紙から順番に読んてもらえることで意図通りに話を進める事ができる
  • 広報だけなく、採用や説明会などでも効果を発揮できます。

コンパクトにまとまる事でのメリット

案内パンフレットは、「サービスの内容が知りたい」「会社の規模はどのくらい?」など、”ユーザーが求めている情報”をがコンパクトにまとめる必要があります。そのためユーザーは必要としている情報をすぐにたどり着けるため、ストレスを感じることがありません。

ホームページなどのWEB媒体では、まずユーザーがホームページを探すために検索を行います。全ての行動が利用者任せとなるため、結局情報が見つからずそのままいなくなってしまう場合もあります。そのためWEB作成には使い勝手を考えた設計が必要になります。

表紙から順番に読んてもらえることで意図通りに話を進める事ができる

パンフレットや他の紙の広告は、最初のページから順番に読んでもらうことを意図したツールです。制作者は伝えたい情報を計画通りに伝えるための手順を用意し、読む人に正しく理解してもらうことができる利点があります。

一方、ウェブサイトなどのオンライン媒体は、ユーザーが自由に行動することができます。ユーザーの動きを考慮して設計しても、制作者の意図通りに読んでもらえるとは限りません。見落としなどにより、本来得られるべきユーザーが逃げてしまうリスクがあることを考える必要があります。

広報だけなく、採用や説明会などでも効果を発揮できます。

案内パンフレットは、情報を「配布」するために適しているツールです。自社にあまり興味を持っていない人々にも訴求力があり、新しい顧客を獲得する手段として使える利点があります。

さらに、パンフレットを通じて知った人々をウェブサイトに誘導し、詳細な情報を提供することで、両方を組み合わせたマーケティング活動も可能です。

手作りでパンフレットを作成した場合の印象

ありがちなのはwordやExcelで打ち込んだものを家庭用プリンターで印刷したものです。
情報を知らせるといった意味では役割を果たせるのですが、

手作りのパンフレットは一般的にプロのデザインと比べてデザインやレイアウトが簡素であることが多く、インクの乗りや折り方なども業務印刷よりムラが出ている事があります。そのため、外部の人が受け取った場合、外に向ける十分な余裕が無いという印象を持つ可能性があります。

保育園や幼稚園が自身の園のブランドや保育サービスにどれだけ真剣に取り組んでいるかというイメージを外部の方に知ってもらうための数少ない機会に影響を及ぼしてしまうのがパンフレットです。
だからこそ、手作りをする場合にはそれを念頭に入れて作成する必要があります。

手作りパンフレットの良さ

一部のコンテキストでは手書きのパンフレットがあえてアンティークやアットホームな雰囲気を演出するのに役立つこともあります。商品やサービスが地域的な特色や個人的なアプローチを重視する場合、手書きのパンフレットが一定の魅力を持つこともあります。特に手書きのイラストなどをワンポイントで入れることでより柔らかい印象をもたせる事が可能です。

企業デザイナーが作るパンフレット

プロのデザイナーが作成したパンフレットは、デザインの専門知識と技術が反映されているため、プロフェッショナルな印象を与えます。見た目の美しさや統一感が強調されるでしょう。

読みやすさと視認性

読みやすさや視認性を重視してデザインを行うため、情報の整理や配置に配慮されていることが多いです。これにより、受け手が内容をスムーズに理解しやすくなります。

組織のブランドの一貫性

デザイナーが作成したパンフレットは、企業やブランドのアイデンティティと一貫性を保ちやすい特徴があります。ロゴやカラーパレット、フォントなどが統一されたデザインは、プロフェッショナルなイメージを強化します。

印刷の安定

専用の印刷機による印刷はインクのムラが少ないため、ツルツルの紙でも綺麗に印刷ができます。また数が多くなるほど1枚分のコストが下がるため、家庭の印刷機よりも安く済む場合も多くあります。
数ヶ月単位で情報が変わるといった事が無いのであればまとめて印刷を行うのも良いかもしれません。

企業デザイナーによるパンフレット作成の注意点

パンフレット作成をデザイナーに頼む場合の注意点としては、デザイナーはデザインのプロですが、あなたの組織のプロではないという事です。外にアピールするための情報をどう取りまとめるのかを考える事はできますが、保護者や求職者に何を伝えたいのか、どういう印象を与えたいのか等に関しては、依頼者の伝える内容にかかっています。全てを任せた場合十分に魅力を伝えられないものが出来上がる場合もあるため、必ず目を通しながらパンフレットを作成することをお勧めします。

採用パンフレットを有益なものにするためには、前述したようにパンフレットの目的と対象を考慮することが重要です。

人々が何か行動を起こす過程は、次のステップに大別されます

  • 情報を見る・聞く
  • 知識を得る
  • 興味を持つ
  • 欲求を感じる
  • 確認をする
  • 行動を起こす(採用の場合、エントリーする)

採用パンフレットは、適切に設計されれば、これらのステップすべてを効果的にサポートする便利なツールとなります。

まとめ

パンフレットは手元にある身近な資料として残る重要なツールです。比較検討の際、印象だけで損をしないよう、きちんと考え作成する必要があります。どういった場面で手渡すのか、手渡された際にどう感じるのかを想像して作り上げるのが成功の近道となります。もし弊社へご相談などあれば下記のボタンよりお問い合わせください

保育園の看板どうなっていますか?

みなさんの園の看板はどうなっていますか?看板の寿命は金属製のもので18年、それ以外の素材のもので10年とされています今回は看板が人に与える印象と、イメージ戦略について

自分の保育園の強みを探す

Social media & sharing icons powered by UltimatelySocial